2024年12月10日|産地レポート(厦門)
産地レポート2024年 厦門晋江地区 だいこん産地
2024年11月に播種した晋江地域の大根栽培の畑を視察しました。
晋江は20年以上の栽培経験を持つ産地で、技術的な蓄積が他地域との差別化を生み出しています。
台風の影響で播種開始が1週間遅れたものの、種をまいた畑では病害虫の発生もなく順調に生育しました。
株間18~20cmで大根のサイズが揃い、葉が重なったりせずに光が均等に行き渡る工夫が見られます。
農家の方は「技術向上には成功と失敗の積み重ねが必要」と語り、経験の重要性を強調しました。
晋江の畑では土壌特性に応じた追肥管理や適切な株間調整を徹底しており、
地域特性を考慮した栽培の重要性が浮き彫りとなりました。
晋江の畑の結果は、長年の試行錯誤の結晶です。
これからもより良い大根生産のため、栽培技術向上に励んでまいります。