2024年04月29日|産地レポート(豊寧)
産地レポート2024年 豊寧地区 だいこん産地
北京より北にある豊寧の畑でも、やっと気温が温かくなり夏に収穫するための大根の種まきが始まります。先ずは種をまく前に畑の準備として、畑を耕した後、畝を立てていきます。
土を盛り上げることで、大根が地表より高くなり日当たりや排水性、通気性が高まります。
また下に向かって大きくなる大根の根を生き生きと伸ばすことができます。
本来畝立ては土をクワですくって行いますが、豊寧の畑は広大なため機会を用いて畝を立てていきます。
こちらはトラクター畝立て機。
こちらは後ろから押しながら畝を立てていくタイプの畝立て機です。
畝を立てた後、畝の中に滴下潅水用のパイプを設置していきます。
雨が少なく土が乾くことがあっても、パイプを通して畑の水分を無駄なく調節することができます。
また水の中に肥料を混ぜることができるため、効率が良い方法です。
種をまく前の下準備は大変ですが、農家の皆さんは苦労をいとわず作業を行っています。
農家の皆さんが熱心に作業を行い作られた大根を用い、弊社ではお漬物やおでんへと加工しています。
量販店などでお見かけの際は、ぜひお手に取っていただけたら幸いです。