2023年06月15日|産地レポート(豊寧)
産地レポート2023年 豊寧地区 だいこん・白菜産地
標高の高めの豊寧は、冷涼な気候を利用し夏に冬の野菜を生産する地域です。
日本では群馬の嬬恋や長野の八ヶ岳のイメージに近いです。
大変空気も澄んでいて、空の青さと白菜の畑の緑のコントラストがとても美しいです。
まだ小ぶりで結球をしていない白菜は、まるで畑に咲いた花のようにも見えます。
畑を管理している農家の方が、広大な畑を自分の目で確かめ白菜に虫が付いていないか、
病害虫が発生していないか確認をしています。
大変手がかかる作業ではありますが、美味しい野菜を作るにはこれが一番いい方法だと、
農家の方が仰っていました。
大根の畑も、白菜と同じように成長がだいぶ進んでいるようです。
冷涼な気候ではありますが、内陸部でやや乾燥しやすい豊寧では畑が乾き過ぎないように、
スプリンクラーを用いて水撒きを行っております。
こちらでは畝上げの作業中が進んでいます。
機械が入れない様な所は、このように馬に農機具を引いてもらい作業を行っております。
一昔前までは、こんなのどかな光景も多くみられてきましたが時代が進むうちに機械化が進み、
今では一部に残っているだけとなっています。
降り注ぐ太陽の中、大根もゆっくりとではありますが肥大が始まっています。
キメも細かく、甘みがいっぱい詰まった大根になるよう、農家の方が手間暇かけて育てています。
年間を通じて、新鮮な野菜を用いた弊社のお漬物をぜひお試しください。