2012年11月06日|産地レポート(厦門)
現地レポート2012年 厦門大根 基地
11月5日に晋江の青首大根栽培基地を、11月6日に章浦の大根基地を視察しました。
自社の基地では水不足で生育や栽培計画に影響が出ていませんが、今年の秋の厦門は地下水位が上がるような降雨がなく灌水用の水不足が深刻になっていて計画通りの栽培ができない圃場があるようです。
9月19日播き圃場
今年の厦門で最初に播種した圃場で、厦門に産地移動するときの重要な大根であるが、この土地では不足もなく虫害も防除できていて、順調に生育しています。
9月23日播種圃場
この時期に播種をしたが、このうちの約半分は客土をした圃場で障害が出て播き直しをした。したがって収穫できるのは残りの半分であるが、この大根は虫害もなく順調に生育しています。
9月25日播種圃場
9月25日に第1回目の播種を行った。発芽育成率もよくいい生育をしている。この圃場は収穫開始時期には平均に肥大するので2回で全部の収穫になるようだ。11月25日には収穫可能のようです。
10月2日播種圃場
昨年は最初の大根が台風の被害で大被害を被ったが、今年の10月1日-4日は、大根は揃っていて順調な生育をしている。現在は虫害は見られないが、至急計画通りの防除をしてもらうようにお願いしました。
10月10日の圃場
株間も広く発芽育成率もよく順調な生育をしている。これも防除鉄器なので至急適正防除をしてもらうように依頼しました。
章浦の圃場
陳老板の章浦の圃場はサツマイモを栽培した後の圃場で、一部に線虫による生育不良の所があるが、その面積は大きくありません。また、小菜蛾の被害も出ているので適正防除をお願いした。キスジノミハムシの防除に当たって適期になっているので防除の適正使用を確認しました。