産地レポート

大茘（だいり）県は黄河と渭河(甘粛省から流れてくる河)、それに黄土高原から流れてくる洛河の3つの川が合流するところで、非常に広大な沖積土壌地帯が広がるところで、砂丘も発達しているところです。
2012年の8月に渭河市大茘県で干し大根の栽培を進めています。9月3‐4日にこの基地に入り、大根の生育状況を視察したので報告いたします。

干し大根の産地開発を西安の北東部の大茘県で進めています。8月13日から20日にかけて播種を実施して、干燥の気候と風の影響を受けながら、干し理想を栽培しています。発芽育成率は、8月13から15日に播種したものは、高温による地際の焼けで灌水不足の所が枯死してやや低いものの、残ったものは順調に生育していました。今後も水不足の中で灌水に苦労しながらの栽培になるものと思いますが、杜さんも一生懸命管理努力をしますと言ってくれています。
干燥と風とで栽培管理に苦労する土地だけに、収穫後の大根干燥時にはいい干し大根ができるものと予測しています。