2012年02月13日|産地レポート(厦門)
現地レポート2012年 厦門晋江圃場視察
12月30日にマルチ使用で播種した大根は、発芽率が高かったが、マルチに穴をあけて大根を出してから次第に枯死するものが出てきて、60%の生育率になっている。
この立ち枯れ現象は平均気温が20?23℃の較的高温の時に多湿条件に遭遇すると発生が多い傾向がある。今年の晋江の大根に発生した立ち枯れ現象は、1月に入ってからその被害が大きくなった。原因を調査したところ、圃場によっては雑草がひどく発生するために、除草剤を使用しているが、1月の低温と降雨、日照不足という条件に遭遇して効果が得られず立ち枯れ現象が発生する原因があったようだ。今回のこの失敗をこれからの除草剤の使用の仕方に生かして、同じ失敗をしないように圃場の管理を進めていきたい。