2011年12月24日|産地レポート(厦門)
現地レポート2011年 厦門晋江圃場視察
12月3半旬からは生育が遅くなる15℃以下の低温に遭遇している。この時期の低温は2005年に次ぐ低温である。既に75日になっているがまだ収穫するには早い状態の大根が見られ、生育が遅れている事と、水害に遭遇し根が傷み短いものが多い状況でした。
日本の市場状況から大根が生産過剰になるのではないかと予測していましたが11月19日の暴風雨で一転して、厦門で大根が大きく不足になる予想をしていましたが、今回の調査では生育が遅れているが過不足現象は無くなる予測になりました。
気象の影響を大きく受ける農業の中で、生産者・製造者・消費者の3方好を進めることは本当に難しい課題であることを再認識させられました。暴風雨の被害で再播種を行いましたので、今後も気象変化による生育状況をみながら、需給のバランスを先取りして双方での調整をしていきたいと思います。