2011年01月16日|産地レポート(厦門)
現地レポート2011年 青首大根 厦門晋江基地
1月12日―13日に厦門(アモイ)の晋江と獅子の基地を廻り、現在収穫できる大根から現在播種したばかりの大根までの生育状況を視察しました。
10月下旬から11月中旬に播種した大根:
11月―12月が高温で経過して大根の生育が進み、予定より収穫時期が進んで10月下旬のものを収穫していますが、その後に11月中旬に播種したものも収穫時期に入ってきています。
11月中旬から12月中旬に播種した大根:
12月5日頃まで例年にない高温に遭遇して、発芽と生育が進みました。この時にマルチを使用した老王の圃場では、発芽直後のマルチの穴を開けていない状態で高温障害に遭遇して欠株が多く発生してしまいました。灌水してマルチを冷やしたところは問題ありませんでした。
12月中旬以降播種した大根:
12月2半旬から気温が平年よりも低めに経過し、特に1月に入ってから10℃以下の平均気温の日が続きました。この低温で播種した大根の発芽も遅れ、発芽まで10日以上を要し、播種後30日経過した大根が、まだ葉の直径が10cmほどの生育状態です。
12月17日播種(1月12日現在)
12月30日播種(1月12日現在)