2010年11月04日|産地レポート(上海)
現地レポート2010年 青首大根 上海宗明基地
10月下旬から寒気団が南下して平均気温が15度前後の気温が連続出現している。平均気温が15度以下の天気が続くと生育が遅れるので、これが心配な所である。農場を廻り、大根の生育状況の栽培管理状況を確認した。
大根は8月下旬から9月上旬の連続降雨で播種時期が遅れてしまったので、播種において株間を22から24cmに広げてもらった。この効果もあり、大根の生育が比較的そろっていて、生育も予想よりも進んでいたが、その後10月末にかけて低温が南下して生育が停滞したが、11月初旬にか日中の最高気温が18℃くらいまで上がり、平均も15℃前後まで回復してきている。
今年の秋作は株間を広くとってあるので生長が均一なことから、このような天気が続いて適度な降水があれば大根を半分以上収穫出来ると予測している。大根には虫害もなく、長さもあり一級品率も高く10万本の収穫量が見込まれます。
10月中旬に2日間降雨があったあとは晴れの天気が続いているが、肥大を早めるには今後降雨がない場合には灌水をしたいところであるが今後の天気が心配なところである。