産地レポート

2010年09月05日産地レポート(天津)

現地レポート2010年 唐山基地の秋大根 2

7月末から播種を開始して、糖しぼりだいこん用として約3ha、カット用などとして約1ha、合計4haの青首大根を栽培を開始しています。栽培者は呉広安老板と王義東老板を中心にベテラン7名が栽培しています。また、たくあん用の大根は、約14haの作付けになっていますが、これで不足する分は唐山地区の春作で栽培し、調整するよう計画しています。

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白首大根を栽培している中で一番面積が多い左老板の圃場では、低い場所にある圃場が大雨のときに滞水して土が硬くなり生育が遅れている。このような場所は圃場全体の5%程度とみられる。その中でも主根が傷み、岐根が発生しているところは更に3分の1程度と推測される。

秋作大根には高温や大雨の影響が発生しているが、全体に見るとその程度は5%程度とみられる。今後は台風などの大きな被害が無く、計画に基づいた的確な防除が適正に行われ、虫害が防除できれば計画通りの収穫本数は確保できるものと推測されます。

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