産地レポート

5月3日に唐山基地へ行き、原料1科の孫科長と合流してハウス・露地の青首大根とハウス白菜・胡瓜の育苗状況を案内していただきました。

唐山2010年春期の天候と大根
4月9日から17日まで連続して平均気温が10℃以下の低温となり、4月27日も最低気温が2℃で平均気温が10℃以下でした。5月1日から気温が上がり5月2日には最高気温が29℃まで達し、一気に夏の天気になりました。

青首大根の栽培管理、生育状況
1)ハウス大根
一ハウスだけ晴天の日に高温になってからハウスを開けたために、ハウスの入り口の大根を熱気で焼いてしまったところがありましたが、他はみな順調に生育していました。5月1−2日に高温だったことから、ハウスのビニルを外したところも多く見られました。

2)露地大根
マルチを外して灌水作業を始めていました。いちばん早いものでも本葉がまだ5.5枚で生育が停滞しているところがありましたが、その他の問題はないようです。種子は春詰を使用していることから、抽苔の心配はないとみており、収穫開始は6月10日以降になりそうです。

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ハウス白菜の生育状況
「はるさかり」を2月22日に播種し、3月27日にハウスに定植した白菜は、結球期に入っていました。病虫害もなく順調に生育しています。収穫期はこれらのハウス白菜で6月10日頃からになりそうです。

常盤胡瓜の育苗状況
今年の常盤胡瓜は大型のハウスで共同で、集中育苗を実施しています。例年よりも播種期を遅らせているので、まだ本葉1枚が展開したところでしたが、障害がなく揃っていい生育をしています。