2010年05月20日|産地レポート(天津)
現地レポート2010年 唐山 青首大根 白菜 胡瓜
5月15日に唐山基地のハウスと露地栽培大根、ハウス白菜、常磐胡瓜の栽培管理状況を視察しました。
唐山も5月2日の高温のあと、また低めの大根の生長に適した気温で経過しています。
ハウス青首大根の管理、生育状況
5月15日。ハウスによって大根の肥大が異なり、今年のハウスの最初に播種した3月11日のものよりも、透明マルチを使用したハウスの大根の肥大が早い様子でした。
露地マルチ大根
露地マルチ大根は4月2日からの播種でした。この大根は5月15日段階で肥大期に入り、親指大程度の直径が2.0−2.5cm程度に肥大していました。
ハウス白菜
今年の松島交配「はるさかり」を2月22日播種に播種し、3月27日にハウスに定植した白菜は、生育期が遅れていましたが、現地に入ってチェックしたところでは抽苔現象は見られませんでした。収穫には問題ないようです。低温で経過したのでホウ素欠による芯腐れ症の発生が心配でした、チェックしたものにはその症状は見られませんでした。
常盤胡瓜
育苗管理をしていた常盤胡瓜は、計画通り定植開始しました。本葉が2.2葉で、定植の適期であります。病虫害もなく、いい状態の苗に管理されていました。