2010年04月12日|産地レポート(上海)
現地レポート2010年 上海崇明島 高菜 青首大根
4月9日に上海崇明島に入り高菜の加工状況、10日に大根栽培基地の生育状況のチェックを行いました。
高菜
播種後3月下旬から4月上旬の天候も悪く、2月下旬に播種したものはようやくトンネルを外して除草作業をしているところです。3月下旬に播種したところは、トンネル栽培、・マルチ栽培とマルチなし栽培の3形態がありますが、それぞれにおいて発芽揃いはまずまずです。
一方、春穫り高菜として「10月上旬播種−10月下旬定植」の高菜の収穫を開始しました。低温で生育が遅れたために、高菜の収穫と加工が例年より1週間遅れましたが、高菜の原料自体は良い状態です。
塩蔵タンクで漬け込みを行います。
青首大根
2月下旬蒔きのものは今から30日−35日、3月18−23日播きのものは本葉が2.5枚だと45−50日はかかるものと予測されます。
4月の天候が悪く、低温が心配されるという予報が出ている中で、生育遅延・霜の害や低温による生理障害や病気の発生などが懸念されますので、今後の天候を見ながらその中で最良の方法がとれるように栽培方法を検討しております。