産地レポート

今期の祟明島地区では、播種が始まったばかりの2月25日から降雨のために耕耘、播種作業が中断していましたが、3月15日から天候が回復し作業が再開されました。

左写真は天候が崩れる2月24日以前に播種を行ったものですが、生育が若干遅れており、通常5日前後で発芽するところ10日かかって発芽し、さら約10日経過しましたが、3月19日の時点でまだ本葉が出ていない状況でした。

通年ではトンネルマルチを使用しない栽培方法を取っていますが、今年は先月後半からの降雨で進行が遅れたことから、生育を進めるために一部では左写真の様なトンネルマルチを使用した栽培方式を取っています。

今後は気温が高くなってくるため、害虫キスジノミハムシの成虫が飛来して株元への産卵活動が活発化してくることが予想されますので、確実な防除を行うようにします。