2010年01月18日|産地レポート(厦門)
現地レポート2010年 福建省晋江地区青首大根
こちら晋江地区では4月までの収穫を行うため、収穫作業と播種作業を並行して行っています。
今は半年近くある栽培期間のちょうど半ばになりましたが、作業管理のポイントを現地スタッフと再度確認を行いました
下は09年から10年にかけての毎日の気温をグラフ化したものです。気温は生育と密接に関係している他、害虫の活動にも影響があります。
大根にとって害虫の一つにキスジノミハムシがあります。この虫は平均気温が18℃以上になると活発に活動を行います。12月14日以降では平均気温が18℃以上の日は出現していませんが、今後気温が上がり始める時に被害が出ないように事前に防除管理をしっかり行うようにします。
キスジノミハムシによる被害の有無を確認するために圃場では左写真のように定期的に抜き取り検査を行います。
今は収穫作業と並行して週平均で60畝程の播種作業を行っています。芽が出た後も、虫による被害の他に小鳥に食べられてしまうこともあるので防鳥対策も行っています。