2009年08月25日|産地レポート(上海)
現地レポート2009年 上海市祟明島地区茄子
前回の調査時には圃場一部で、降雨による根の傷みで生長が抑制されている現象が見られました。現在はこの様な場所の畦は高く上げられており、今後は降雨によっての根痛みは防止できそうです。
定植前には高畦、排水溝を深くする等、十分に圃場整備を行っているものの土地の高低により違いが見られるため、栽培を通して調整を行っていきます。
現在の茄子の状態は、虫害の防除もできており、果実もきれいなものが多く収穫されています。葉欠き作業は定期的に行っていますが、果実に当たる光線が不足してしまうと茄子の着色不良現象が発生する原因になってしまいます。
今期は株間が若干近かったため、今後枝数が多くならないように管理をし、枝葉が混んできた場合には、中心部の枝を間引きするようにします。