2009年02月07日|産地レポート(上海)
現地レポート2009年 上海崇明島地区 青首大根
2008年12月中旬からは厦門地区から青首大根の収穫出荷をしています。この厦門地区は台湾の台北とほぼ同じ北緯23度で、5月初旬の収穫までを計画していて、この後は上海市の崇明島と唐山の早春ハウス栽培の大根に移ります。
厦門地区は、年間の最低気温が4−5℃と冬期間の大根の栽培に適しますが、その年によって平均気温が10℃以下になる気温が変動して出現します。今年は1月10日から16日にかけて平均気温が10℃以下の低温に遭遇しましたが、2月に入って最高気温が20℃を超える天気になり、遅れていた大根の生育も回復して順調に生育しています。
唐山三商原料1科の趙課長と宋課長が栽培計画を作成し、日本三商直轄の羅総が管理する175畝の農場と、唐山三商が直接管理する原料1科の鄭さんが管理する150畝、管理を委託している孫老板の圃場132畝と王老板の圃場150畝の合計607畝の圃場で栽培している。厦門では9−11月上旬に播種したところは、収穫後もう一度耕して大根が栽培できるので、この期間中に約950畝の青首大根を栽培計画しています。
地上と地下部のバランスがよく、順調に生育しています。
もうすぐ収穫になる圃場の生育調査
唐山三商原料1科の宋課長が生育状況を調査し、収穫の計画を作成しています。
12月上旬播種の青首大根圃場
12月中旬播種の青首 順調に生育しています。
1月上旬−中旬播種した青首圃場
2月上旬播種し、まだ発芽前の青首圃場
畦立て作業を行う準備をしている青首圃場 排水をよくするために圃場の均平作業を行っています。