産地レポート

分析したところ播種開始は計画通りに行われたものの、
播種直後の雨で発芽不良になり、追い播きを行った
肥大期に入っていた9月26日〜11月7日まで降雨が全然なかった
株間が20cm以下と狭かった
の理由で遅れてしまったようでした。
作物は水の影響が大きく、水分が過剰になってしまうと根痛みの原因になり、供給が不足をすると今回のように生育が遅れてしまいます。
また、株間が狭いと養分を奪い合ってしまうため、十分な養分を吸収できなくなってしまうほか、肥大するにつれて葉が重なってしまい日光も十分に当たりません。

この結果から株間を十分24?以上確保し、肥大期に晴天が長く続く場合には潅水設備を使用し土壌を乾燥させないように確認を行いました。
現在こちらの地区では大根の収穫が行われています。一部の圃場では例年に比べ生育が遅れていることから考えられる原因について分析を行ってみました。