産地レポート

2008年10月04日産地レポート(天津)

現地レポート2008年 唐山地区青首大根・白菜

9月下旬からは唐山地区から青首大根の収穫が始まりました。

9月下旬までは河北省豊寧県の高冷地(標高650-1050m)で栽培していましたが、秋になり、秋田−青森とほぼ同じ緯度の唐山で今収穫を行っています。
085-02.jpg

唐山地区は、例年は雨が少なく乾燥する地域ですが、今年の唐山は大根の生育期間中、降雨が適度にあり、ほとんど灌水をしないで順調に生育しました。また、病害虫も少なく、計画していた防除基準の半分以下の防除で済みました。ここでは7月28日から8月5日まで175畝(1畝は667�です)の自社管理農場で青首大根を播種していて、11月上旬までの収穫になります。
085-03.jpg

品質のいい青首大根ができました。基地の管理を担当している唐山三商原料1科の孫課長です。

085-04.jpg

10月2日には、日本三商の生産管理課の畑山顧問と企画開発課の大槻さんが基地を回って管理状況をチェックしました。右端が唐山三商の蔡部長です。

唐山地区では8月上旬播種、20日前後の定植で白菜の栽培。もおこなっています。品種は北京3号です。試験栽培では8月23日に直播したみかど協和種苗の鮮黄も順調な生育をしています。
下記の写真は生育調査をしている日本三商企画開発課の大槻さんと、試験栽培の鮮黄白菜です。
085-05.jpg085-06.jpg

産地レポート

月別アーカイブ