2008年07月26日|産地レポート(天津)
現地レポート2008年 河北省唐山市大新庄地区 キュウリ
今回の根痛みのひどかった場所では、左写真のように畦の下段に定植を行っていました。畦の下段に定植を行うと乾燥時には少量の雨、潅水で済むものの、降雨量が多い場合にはたちまち根痛みを起してしまいます。
上部写真2つは同一の圃場で畦の下段に定植を行ったものです。写真(左)は7月14日、(右)は7月21日に撮影したものですが、短期間に今回の葉が黄変し、下葉は枯れ上がっている状態でした。この様に畦の下段に定植を行ったところでは比較的まとまった降雨があった場合には根痛みを受けやすくなります。
そのため、潅水を十分に行えることを前提として栽培時には降雨量が多い時にも十分に対応出来るように畦の上部に定植を行うように現地のスタッフとしっかり打ち合わせを行いました。