2008年04月07日|産地レポート(上海)
現地レポート2008年 上海市崇明島地区 キュウリ
崇明島地区ではもうすぐ収穫となる高菜の他、度々ご紹介させていただいています「青首大根」、「茄子」の栽培を行っています。
今回は3月27日から播種が開始されました「キュウリ」の育苗状況についてお伝えさせていただきます。こちらでは、毎年3月下旬から播種を開始し、4月下旬定植、5月下旬〜7月いっぱいの収穫というスケジュールを組んでいます。今期は3月27日から播種を開始し、現在は写真の様なトンネルマルチの中で育苗作業を行っています。
播種を開始してから現在まで気温が低かったことから発芽までに1週間を要していますが、通常は4日程で発芽が見られます。
播種時には苗床の土に対して基肥を多く施してしまうと窒素が過剰になっていまい発芽時に根が焼けてしまう現象が見られてしまうことから、この点に注意していただくように原料部スタッフと再度確認を行いました。左写真は、一部窒素過剰障害が見られ、子葉の萎縮や色が濃いものが見られています。
現在から気温が高くなってくるため、トンネル内の温度が高くなりすぎないないように注意し、今週中までにマルチを除去するようにします。