産地レポート

2008年03月31日産地レポート(上海)

現地レポート2008年 上海市崇明島地区 茄子

現在の崇明島では天候が崩れると肌寒いものの、日中太陽が昇ると気温が20℃を越える日も見られ、春らしい気候が多くなりました。

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こちら崇明島では12月から播種を開始し、現在まで引き続きビニールハウス内にて育苗作業を行っています。現在までの育苗作業では、大きな生育不良も見られず順調に生育していますが、定植前の段階として以下の点について確認を行いました。

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今回の調査では、苗が全体的に徒長気味になっていることから、現在使用しているハウス全体を使用して間隔を取って育苗をしていただくように確認を行いました。
現在は一つのところにまとめて育苗作業を行っておりますが、大きく成長した今の状態では、葉が重なり日光が遮られるために、十分な光を求めるために徒長をします。
徒長気味とは、光合成が十分に行えずに炭水化物が不足している状態で定植時に植え痛みを起こしやすくなります。
約4ヶ月間に渡ってハウスにて育苗を行ってきましたが、今期の定植は10日程経った4月10日頃からを計画しています。

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