2008年03月10日|産地レポート(上海)
現地レポート2008年 上海市崇明島地区茄子
今期崇明島では、2月22日〜24日に真仙長茄子の接木を行い本日まで16日が経過しました。接木したほぼ全ての苗が完全に活着し終えました。
今期の活着率は7割程で高い数値は得られませんでしたが、今期の栽培予定数量には十分間に合うようです。
左写真は、完全に活着した接合部分です。接木から完全に活着するまでに約2週間がかかります。
現在は、接木が上手く行った苗だけを集め更に育苗作業を続けています。接木後すぐは、日光を遮断し、湿度を高く保ち管理を行いますが、7〜8日経った時点で通常の管理に戻します。
一方仙台茄子の育苗状況も大きな問題も見られず、順調に生育しています。今後の更に1ヶ月の育苗をハウスにて続けておこない、4月上旬から定植を開始します。