産地レポート

毎年崇明島地区では、青首大根と併せ茄子の栽培も行っています。
大根の播種を待って、2月22日〜24日に真仙長茄子の接ぎ木作業を行いました。現在は左写真の様に接ぎ木後間もないため穂木が萎れていますが、2週間程で完全に活着します。

接ぎ木後の栽培管理は以下の手順で行います。
接ぎ木後2日間はトンネルを密閉し、トンネルの上から強光をさえぎるためにシートを被せ、床温を25〜26℃、気温を25〜35℃、湿度を90％に保つようにします。
接木後4日目後頃から朝夕弱光を当て、萎れの状態を見ながら温水の噴霧をし、徐々に光線を当てる時間を長くし慣らすようにします。
5〜6日頃から高温時に少しずつ換気し、8〜9日目頃から通常の管理に戻します。

接ぎ木を行わず自根で栽培を行っている仙台茄子の育苗状況も良好です。以後は、上記の手順で管理を行い、4月上旬から定植作業を行う予定です。