産地レポート

2008年02月27日産地レポート(上海)

現地レポート2008年 上海市崇明島地区青首大根

前回のこちらの地区からの現地レポートでは、2月上旬に降った雪がようやく消え、播種作業を再開した様子についてお伝えしました。
その後こちらでは心配された天候の崩れも無く、計画通りの播種を行うことが出来ました。
今回は、発芽した圃場の様子を皆様にお伝えさせていただきたいと思います。

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今期のこちらの地区での播種は、1月25日に第1回目を行ったものの、その後天候が崩れ2月上旬には雪が降ってしまいました。
そのため、第2回目の播種は雪が溶けた春節明けからとなりました。
弊社基地のある圃場では、粘土質が強いことから雨が降ると作業を行うことが困難となります。
播種が再開された後も天候の変化が心配されましたが、無事2月20日に播種を完了させることが出来ました。

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現在は地温が低く、播種から発芽までに6〜7日程かかっているようです。本日確認を行ったところ19日までに播種を行ったところではほぼ8割の発芽が見られました。
こちらでは1畦に3列の播種を行う、3条植えを行っています。トンネルマルチの関係上気温の変化を受けやすい端列のものは中心の列に比べ発芽が遅いようです。

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以後の栽培では、特に排水に気を配りながら管理を行っていきます。春は降雨量が多く、以前の栽培では上手く排水が行われなかったため水害に遭ったところが見られました。
畦立て時に排水溝の整備を行っているものの、状況を見ながら問題が見られそうなところは随時調整を行っていくようにします。

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