2008年01月29日|産地レポート(上海)
現地レポート2008年 崇明島地区青首大根
前回の崇明島地区からの現地レポートでは、準備開始状況についてお伝えさせていただきました。
今月末からの播種に向けて圃場の整備作業を行っていましたが、26日から雪が降り始めたため現在作業を中止しています。
こちらでは時折雪は見られるもののこれほどの量が降ったのは近年とても珍しいということです。本日の朝に道に積もった雪の厚さを計ってみましたところ20cmもありました。
弊社基地のある崇明島では、上海市内よりも多くの雪が見られています。
本日は雪が止んだことから、農場ではビニールハウスに積もった雪と取り除く作業を行っていました。
現在、ビニールハウス内では茄子の育苗作業を行っていますが、除雪が遅れると雪の重みで左写真のように潰れてしまいます。
こちらでは、26日に既に2.5畝の播種を行いました。
以前のレポートでもお伝えしましたように、弊社基地の位置する場所では、土壌の関係から雨が降ると畑に入っての作業が行えなくなります。
そのため、比較的天気の良い日に見通して作業を行うようにしています。
今期崇明島では、全てトンネルマルチ栽培を行う計画を立てています。
すでに播種を行ったところでは、雪の重みで押されてしまっていますが、まだ潰れていないためこのまま自然に溶けるように待つことにいたました。
現在の気象予報では、明後日からまた雪が降り始めるようで、以後の天候が心配されます。
こちらの圃場では、来月7日からの春節が終わった12日から再度播種作業を行う予定です。