産地レポート

こちらの10月下旬から始まった浙江省粛山地区の圃場でも12月に入り、もうすぐ収穫が終わろうとしています。
今期2回到来した台風の影響で排水条件が悪かった一部では、根痛みを起こしたところが見られましたが、全体的には良好な生育状況でした。
現在までに約30万本の収穫が行われ計画通りの収穫が行われています。

弊社圃場では、弊社の規格にあった大根を収穫するために同じ区画で同じ日に播種したものでも数回に分けて収穫を行っています。
大根の生育は、栽植密度によって大きく変わることが今迄の経験から分かっておりますが、1つの圃場では、抜き始めてから抜き終わるまで約1ヶ月の期間を要するようです。

左写真圃場は、今迄に2回の収穫を行っておりますが、まだ約半分の大根が残っています。今後は生育するのを待って2回の収穫予定を立てています。

今後10日程でこちらの粛山地区及び崇明島地区での収穫が終了し、南方の晋江地区へと産地が移行していきます。