産地レポート

9月下旬から播種を行った福建省晋江地区の青首大根では、早いものは収穫間際に差し掛かっています。

弊社の晋江基地では、9月25日から播種作業を開始いたしました。今期は、播種作業を開始してから現在まで台風の直撃も無く、順調に生育していますが、まとまった雨が約１ヶ月も降っておらず一部で水不足が心配されています。

左写真は最も初期9月25日に播種を行ったものですが、直径が約5cm、重量は740gまで生育しているのが確認されました。

その他、今回は圃場内から抜き取り調査を行い、地下根及び地上部葉の病虫害の有無について確認を行いましたが、基本的に確認は見られず外観の整った大根が多数収穫することが出来そうです。

現在は全体的には大きな問題は見られておりませんが、一部の圃場では約１ヶ月の期間まとまった雨が降っていないことから、貯水池の水が少なくなってきています。
以後の気象予報でも当分晴天が続くとのことから、この圃場では貯水池を掘り下げ水を確保するようにいたしました。

大根栽培では、肥大期を迎える播種後30日頃から特に水分を必要とすることから、潅水を十分に行い土壌中の水分を適正に保つようにします。