2007年09月26日|産地レポート(その他)
現地レポート2007年 浙江省龍遊地区白首大根
前回の龍遊地区からの現地レポートでは、青首大根の栽培状況についてお伝えさせていただきましたが、今回は青首大根よりも最初に播種を行った白首大根の栽培状況を皆様に報告させていただきます。
今期の龍遊地区での白首大根の播種は9月1日から行われ、この初期に播種を行ったものは現在本葉9.5
今期の龍遊地区での白首大根の播種は9月1日から行われ、この初期に播種を行ったものは現在本葉9.5枚程まで生育していました。既に畦表面には、雑草の発生が多く見られていたため今期第1回目の除草作業を行うようにいたします。
今回の調査では、若干土壌中の水分が少ないことから若干萎れているものが見られましたが、今後晴天の日が続く場合には潅水を行い適度な水分に保つようにします。
この日の龍遊地区での最高気温は30℃を越えており、暑い日が続いています。
また、今期は唐山地区の大根にも比較的多く見られた「コナガ」、「アオムシ」などによって葉に食害が見られていることから早速の防除を行うようにいたしました。
現在の生育初期の段階では防除は比較的簡単に行えますが、収穫間際になり葉が混み合ってきてからの防除は困難になることから早期の防除が必要となります。
今後は、上述させていただきました水の管理と、防除作業を続けて行い適正な状態を維持するようにいたします。