産地レポート

2007年08月10日産地レポート(その他)

現地レポート2007年 山東省青島市上馬地区 白菜

弊社キムチ製品の主原料である白菜は、夏場は冷涼な気候の「河北省張家口市」、春、秋は「山東省青島市」の2つの場所で栽培が行われています。
現在は張家口に構える基地から多くの白菜を運ばれてきていますが、今後秋、冬に用いる白菜の準備がすでに青島地区では始められています。
今回は、育苗の前準備の状況を皆様にお伝えさせていただきます。

弊社のキムチは、6月下旬〜11月上旬の期間は冷涼な気候の北の産地「張家口地区」で収穫されたものを使用し、それ以外の時期は山東省青島地区で生産を行っています。

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こちら青島市に位置する上馬地区では、11月上旬からの収穫に向けて育苗作業が開始されました。
調査時には、明日11日からの播種作業に向けてハウス内にてポットに土を入れて並べる作業を行っていました。弊社基地では、欠株を防ぐために基本的に育苗作業を通して栽培を行っています。

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白菜の栽培では、気候が与える影響が大きいことから、リスクを回避すること及び常に良い品種を探し出すために複数の品種の栽培を行っています。
今期は、左写真の「魯白15号」品種から播種を開始し、計7品種の栽培を計画しています。

 

弊社基地では、明日11日から第1回目を開始し、8月20日までの間に157畝分の播種を完了させる予定です。
次回の青島からの現地レポートでは、白菜の育苗の様子について皆様にお伝えさせていただきます。

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