2007年06月16日|産地レポート(豊寧)
現地レポート2007年 豊寧地区 スウィートコーン
豊寧基地では、昨年から青首大根の栽培に併せスウィートコーンの栽培も行っています。今期の豊寧基地でのスウィートコーンは、4月30日から播種を開始し、現在までに213畝の播種を行いました。
今回は、現在までに行われた播種後の様子についてお伝えさせていただきます。
今期の豊寧基地では、280畝の栽培を目標として4月30日から播種を開始いたしました。基地のある豊寧では、今期雨が少なく乾燥気味の状態が続いていますが、圃場に設置している潅水設備を用いて潅水を行うことにより大きな問題は見られませんでした。
一般的には播種から発芽まで1週間程要しますが土壌が乾燥しすぎていると発芽までに時間がかかる他、発芽にバラツキが見られるなどの問題が起こります。
豊寧基地で最も初め4月30日に播種を行ったものは、現在7〜8枚葉まで成長しました。まだ背丈はそれほど高くなっていないものの、これらか半月程たった時点で雄穂が抽出してくるものと思われます。
今期豊寧基地でのスウィートコーン栽培では、大きく分けて2種類の品種を使用しています。4月下旬〜5月中旬までを「美国1号」、また5月下旬〜播種が終了する6月中旬までは「美国710」という名称の品種を使用しています。これらは全てアメリカ産の品種で、これらの品種を用いた圃場では発芽率も良く、その後の生育も安定しています。
豊寧での播種作業は既に後半に入っており6月20日までに播種を完了する予定です。