2007年06月15日|産地レポート(豊寧)
現地レポート2007年 豊寧地区 青首大根
我が社の北方の産地の「豊寧」地区でも暑くなってきており,朝晩は涼しいものの日中には事務所のある豊寧市で30℃を超える日も多くなっています。
4月23日から播種を行った豊寧基地でも現在収穫開始が近づいてきております。今回は収穫間際の圃場状況を皆様にお伝えさせていただきます。
左写真は、我が社の豊寧基地で最も早くに播種を行った圃場の大根です。写真中の大根は葉が立っていますが、これは豊寧基地で初期播種のものに使用した「若宮2号」品種の特徴です。「若宮2号」品種は寒さに強く、抽台しにくい特徴を持った品種です。豊寧基地で播種を始めた4月中旬はまだ気温が低いことからこの品種を使用しています。
今回は、収穫前の最終確認を行うために圃場内の各場所から抜き取り調査を行いました。
上記の圃場の大根を抜き取ってみると既に写真中の大根に見られるように後数日で収穫を行える状態になっていました。写真中の大根と一緒に写っているのが、原料スタッフの王さんです。現在、上写真の宋原料科長と共にこの豊寧基地全般の栽培管理を行っていただいています。
今回調査を行った中では、虫害やその他の生理障害なども見受けられず順調に生育しているのが確認されました。
これらの圃場で抜き取った大根を測定しましたところ標準的なもので580〜600g、直径6.0cmほどに生育しているのが分かりました。現在の生育状況から今期の豊寧基地での収穫を6月22日から開始する予定です。
次回の豊寧からの現地レポートでは、収穫の模様をお伝えさせていただきます。