産地レポート

2006年12月14日産地レポート(上海)

現地レポート2006年 崇明島 茄子

三商の産地の一つ崇明島から今回は現在栽培を行っている茄子の育苗状況をお伝えしたいと思います。

崇明島は上海市に属し、中国で3番目に大きい島です。崇明島は、広大な揚子江から運ばれてきた土で出来ており、この肥沃な土壌の下で栽培を行っています。
20061214-1茄子栽培では、土壌から伝染する病害を防ぐために接木を行います。現在は接木を行うために台木に使う茄子の育苗をハウスの中で行っています。
20061214-2幼苗期に起こりやすい立枯病も見られず、順調に生育しています。昨年度の育苗では、立枯病が発生し大きな被害を受けてしまいました。
20061214-3 左写真は、以前の栽培で残った茄子から採取した枝です。
これを土に挿してしばらく経つと、切った部分から根が出てきます。現在は、新しい葉も出てきて元気に生育しています。

 

現在育苗を行っている茄子を使って接木を来年1月下旬に行う予定です。次回は、接木の様子を皆さまにお伝えしたいと思います。

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